KARINEのブログ

良くなる力は内にある!

食べないという智慧

ちょっと頭が痛い、ちょっと風邪っぽい、体がだるい、体が重い感じ~等々あった時、どうしてますか?

 

最近 私は1食でも 2食でも抜くようにしています。お腹はグーぐー鳴るけど、やり過ごすと 心が静かになってきて 感情や思考から離れてボンヤリしてくるのが、心地良い!

 

特に夕食は抜くと、睡眠が深くなり 翌朝には心身ともにスッキリしていることが多いです。  

 

さて、食べていない時間、体の中では何が起きているのでしょうか? 

 

最後にものを食べて10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられた糖がなくなるため、脂肪が分解されエネルギーとして使われるようになり、16時間を超えると、体に備わっている「オートファジー」という仕組みが働くようになります。

 

オートファジーとは、「細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる」というもので、細胞が飢餓状態や低酸素状態に陥ると、活発化するといわれています。

 

体の不調や老化は、細胞が古くなったり壊れたりすることによって生じます。特に、細胞内のミトコンドリア(呼吸を行いエネルギーを作り出す重要な器官)が古くなると、細胞にとって必要なエネルギーが減り、活性酸素が増えると言われています。オートファジーによって、古くなったり、壊れたりした細胞が内側から新しく生まれ変われば、病気を遠ざけ、老化の進行を食い止めることができるのです。

 

つまり、空腹の時間を作ることで、 

 ・内臓の疲れがとれて内臓機能が高まり、免疫力もアップする。

 ・血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改善される。

 ・脂肪が分解され、肥満が引き起こす様々な問題が改善される。

 ・細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進行が改善される 

 

といった様々な「体のリセット効果が」期待できます。まさに「空腹は最高のクスリ」なのです。

      (青木厚著 空腹こそ最高のクスリ)より

 

連続して16時間以上の空腹時間は、睡眠時間を組み込むことで無理なく実行ができます。平日が無理なら、土日のどちらかだけでも朝食、昼食を抜いて夕食のみ食べるとか、それが無理なら朝食だけ抜いて、昼と夜は普通に食べる(起きている時間の半分だけ頑張る半日断食)からはじめたらどうでしょうか?

 

私は朝起きて、11時ごろ食事をして、その後は19時頃までに食べたいものを食べ終えるというクールが生活に取り込みやすいので、平日はこのパターンが多いですが、体調が悪い時には、11時ころの食事はしますが、夕方には歯をきれいに磨き(これがポイント!!)夕食はとらずに(お腹はグ―グー鳴りますが)寝ます。

 

翌朝 気持ちよく目覚めることができて、幸せ気分です💛

 

食べないって 実際やってみると一石二鳥どころか、四鳥、五鳥・・・ 

 経済効果、内臓が休まる、時間ができる、気持ちの余裕ができる、楽ちんなどなど・・・それで病気の予防、老化予防にもなるのなら、やらない手はないですよ!やってみて、自分の心地よさを見つけて下さいね!

 

寒いなってきましたね~ ご自愛下さいね(^_-)-☆